つた森山林の自然

つた森山林

つた森山林の自然 つた森山林(7月)

 苫東地域の緑地の拠点ともいえる森林で、苫小牧東部開発(株)(現在は鞄マ東)により遊歩道などが整備され市民の憩いの場として利用されています。明治の終わり頃から、ひつぎ材や薪炭材としてナラ材が伐採され、現在は広葉樹の二次林とトドマツ、カラマツの人工林となっています。
 広葉樹の主体となっているのは北限に位置するコナラの群落で、このほかサワシバ、ミズナラ、イタヤカエデなどが林床の多様な草花と相まって親しみやすい雑木林景観を見せてくれます。
 動物も豊かで、銃猟禁止区域に指定されており、エゾリスやエゾシカなど森で暮らすけものたち、オオルリ、キビタキなどの森林性の鳥たちの良好なすみかとなっています。


主な野鳥

 野 鳥 名

主な飛来時期

主な飛来・観察地点

【森林の鳥】 オオルリ キビタキ クロルグミ イカル 5〜7月 AB
アカハラ センダイムシクイ 5〜9月 AB
イスカ マヒワ ツグミ キレンジャク 11〜4月 @AB
アカハラ コゲラ シジュウカラ ミヤマカケス ヒヨドリ 1年中 @AB
【草原の鳥】 ベニマシコ アオジ 4〜11月 @AB
オオジンギ 4〜7月 A

森の役割 つた森山林(11月)

森には様々なはたらきがあります。

1)木材を生産する。
2)水を蓄えることで洪水や渇水を緩和したり、ダムのはたらきをする。
3)土砂くずれや浸食を防いだり、防風、防雪、防霧の役割を果たす。
4)気温変化を緩和したり、酸素を供給する。
5)野生生物のすみかとなる。
6)森林浴や自然学習の場となる。
 日本の森林率は約67%(北海道は71%)と非常に高いのですが、一人あたりの森林面積で見ると世界の0.64haに対して日本は0.2haとなっています。

森の仲間たちとの出会い オオバナノエンレイソウ

●野鳥・・・オオルリ、キビタキ、クロツグミなどは姿の美しさもさることながら、ピッコロやフルートにも似たさえずりの音色はまさに森の名演奏家といえます。枝や葉が折り重なって鳥の姿を見つけるのが難しい林内では、目を閉じて美しい協奏曲を楽しんでみてください。

●エゾリス・・・軽やかに枝を渡り歩く姿を目にすることができます。木の実を好んで食べますが、つた森ではドングリや松の実(球果)を主食にしているようです。2〜3月は繁殖シーズンで活発に動き回る姿が見られます。

●可憐な花・・・つた森は林業的な管理がされており、日陰を好む多くの可憐な花々が私達の目を楽しませてくれます。フタリシズカ、マイヅルソウ、エンレイソウ・・・。図鑑を片手に探してみてください。




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