当院は一人一人の患者さんと医師とが対話を尊重する”信頼と優しさ”を基本理念として1995年に開院しました。
東胆振地区唯一の有床泌尿器科・透析クリニックとして、総合病院レベルの最新の医療機器(CT、X線透視診断装置、エコー、内視鏡など)を備え、複数の専門科の医師(泌尿器科、内科、循環器内科)による良質な診療を実践しています。高齢化社会を背景に増加している前立腺肥大症では、薬物療法の他に経尿道的前立腺切除術などの手術を実施。尿路結石症に対しては内視鏡を用いたレーザーによる結石破砕治療や体外衝撃波による砕石手術を行うなどを実施しております。また、前立腺癌の早期発見のための泌尿器ドックや前立腺癌PSA検診も積極的に行っています。
併設する腎透析センターは、2023年12月ベッド数をさらに個室2床を含む6床増床し49床に拡大。透析患者の高齢化や糖尿病性腎症の増加にともない、サルコペニアや日常生活活動の低下や下肢の閉塞性動脈硬化症(ASO)によって歩行困難に陥る患者が増えております。その予防のため当院では寝たままで自転車をこぐ運動ができる「仰臥位用エルゴメーター」とレジスタンス運動などの透析中の運動療法を導入し、患者さんからも好評を得ております。
透析の導入から維持透析までの透析治療と希望により長期入院透析にも対応します。また当院では自力通院困難な透析患者さんには専用車両による送迎サービスも行っております。
今後、これまで以上に慢性腎不全患者さんの透析治療法におけるクオリティオブライフ(生活の質)の向上をさせる取り組みを進めております。
2024年4月より泌尿器科診療や手術の経験豊富な前王子総合病院泌尿器科主任科長の前田俊浩先生が当院副院長(泌尿器科診療部長)として着任しました。さらに、2024年9月より前札幌中央病院循環器内科診療部長兼透析センター長の儀間充先生が当院の副院長(内科、透析診療部長)として着任し、泌尿器科専門医の3人、循環器内科・透析専門医1人の計4人の常勤専門医師体制で泌尿器科、循環器内科、透析医療をさらに充実させ地域医療に貢献できるように尽力していきたいと考えております。
名称 | 医療法人社団 苫小牧泌尿器科・循環器内科 |
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住所 | 〒053-0054 苫小牧市明野新町2丁目1-12 |
TEL/FAX | 0144-57-0455/0144-57-8855 |
理事長・院長 | 林 謙治 |
診療科目 | 泌尿器科/人工透析/内科/循環器科/皮フ科 |
入院設備 | 19床 個室あり |
駐車場 | 30台 |